名古屋を出発して既に三日。
一日目は東京で元同僚たちとビアガーデン。
二日目は二日酔いのまま福島県入りしてキャンプ。
昼食は思い出の地、栃木県で餃子を食べました。
とても有名な店です。栃木県民的にはもっと美味しいところがあると言うでしょうが、僕はここが好きで昔住んでいた時は休みの昼は大体ここでした。
またここ真岡(もおか)市は、住んでいた上三川(かみのかわ)町のとなりであり最寄りの市街地だったのでよく利用していました。それがすごく懐かしくて、特に観光してるわけでもないのにちょっとした感動です。
三日目から観光再開。
早朝に起きて原発を目指します。
常磐道は原発が近く通行止めになっていますが、自動車はひっきりなしに走っています。
原発関係者でしょうか。
手前の黒い袋の正体はこれです。
街中にこのような袋が置かれています。すべて除染作業によって出た放射性物質です。
表層の強い放射能を持っている土や落ち葉を取り除いているそうです。
従って、作業員たちは常に放射線を被曝しながら作業しています。
ちょっと心配ですね。
除染作業員以外の人影は見当たりません。
インフラはすべて機能していません。
炎天下にもかかわらず町にいる人は全員マスクを着用していたり、ひっきりなしにパトカーが走っていたり、異様な雰囲気です。
一般道も幹線道は封鎖されてしまっているので、原発には脇道から近づきました。
奥に見える建物が原発です。ここが限界でした。
これは第二原発で、問題の第一原発はさらにその先です。近づくことすら出来ません。
手前の作業場は津波で破壊された堤防跡で、現在は放射性物質の保管場所となっています。
海はとても穏やかです。
この町が復興することはあるのでしょうか。
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